栄養豊富な　Ｋａｋｉ。

『 柿が赤くなると　医者が青くなる 』ということわざがあり、
豊富なビタミン類とミネラルが栄養摂取の低い時代では、
医者いらずの万能薬として重宝されたことから語られています。

柿に含まれるシブオールというタンニン成分と
アルコールデヒドロゲーナ酵素が
アルコールを分解する働きがありカリウムも多く含有するので、
利尿作用もあり二日酔いに効果があります。

おいしい柿を選ぶポイントは、ずばりヘタ！

緑がのっこているヘタで果実に張り付くように、隙間の無いものを選らんで買いましょう。
　
保存する場合は、水を含ませたティッシュ等をヘタにあて、下向きに袋に入れておくといいです。
2・3週間は、シャキシャキした状態のまま保存できます。

多く買いすぎた場合には、冷凍したりジャムに加工することもできます。
あえて、完熟させてゼリーのようになった身を食べることもできます。

種類のなかでは、渋柿（平核無柿・刀根早生柿等）があり、そのままでは食することがでない為、
アルコール漬けにしたり湯抜きなどの炭酸ガス脱渋などの作業をして、甘い柿として出荷しています。

日本から１７８９年にヨーロッパへ、１８７０年に北アメリカに伝わったことから、
学名でも『 Ｋａｋｉ 』と呼ばれています。